不眠症改善に『酒粕粉末＋クワン草エキス』

●朝の酒粕粉末と夜のクワン草エキス

”眠りホルモン”メラトニンを生成

不眠に悩まされている人の多くは、自分でできる対策として、半身浴にゆっくり浸かったり、就寝前に温かいミルクを飲んだり、 お香やアロマを炊くなどして、心身のリラックスに努められています。 もちろん寝る前の対策も大切ですが、それだけでは不眠の根本的な解決にはなりません。 というのも、真に重要なことは寝る前のケアだけでなく、1日が始まる朝の段階から"25時間周期の睡眠サイクルを 修正すること”だからです。乱れている体内時計を朝の段階でリセットさせる、と言い換えてもよいでしょう。 体内時計をリセットして、睡眠サイクルをうまく回すためには、
①体温
②ホルモン
③自律神経
の３つがカギを握ります。しかしながら、ホルモン分泌と自律神経のバランスは、日常の出来事を通じて変化しやすいもの。 それに比べて、体温は食生活などによって調節可能であり、一定のリズムを作ることができます。

これは、とても大切なことですが、他方で、不眠から根本的に脱却するためには、寝る前のケアだけでなく、 何よりも1日が始まる朝の段階で”睡眠のサイクル”を作らなければなりません。 言い換えれば、乱れている体内時計を朝の段階で”リセット”させるのです。 では、体内時計をリセットして、睡眠サイクルをうまく回すためには、どうすればよいのでしょうか。 そこで注目を集めているのが、古来より日本人に親しまれている『酒粕』です。

体温と一口に言っても、体の表面の皮膚体温と、体の中心部の深部体温があります。 わたくしたちの体は通常、朝から日中にかけて深部体温が上がり、夜になると、睡眠に備えて深部体温が低下します。 こうしたサイクルが夜の熟睡を導くのですが、冷え性などによって日中も深部体温が低いままの人が少なくありません。 『酒粕粉末』を朝に摂ることの利点はここにあります。 というのも、酒粕に豊富な『5-ALA(5-アミノレブリン酸)』という成分は、 細胞内にあるミトコンドリアに働いてエネルギーを作り出し、深部体温を上げるからです。 同時に、脳の血流も活性化して、脳が活動状態（覚醒モード）に入るわけです。

酒粕を朝に摂ることの利点は、セロトニンという脳内の神経伝達物質を作りだし、”眠りホルモン”と呼ばれる 「メラトニン」 を生成させる点でしょう。通常、メラトニンは夜の9時頃から分泌が始まり、11時頃ピークに達するといわれます。 しかしながら、不規則な生活が続くと、メラトニンが上手に分泌されなくなり、寝つきが悪くなってしまうのです。 しかも、メラトニンは食材などから直接摂取することができないため、何らかの形で補充してあげなければなりません。 その点、酒粕粉末を朝のうちに摂取してセロトニンの生成を促しておけば、夜に十分なメラトニンが分泌され、 スムーズな入眠につながるのです。 また、酒粕に含まれる大量の酵素も、体内時計のリセットに役立ちます。 酵素は体の代謝機能を活発にして、体温の上昇に働くからです。 私たちの体は朝から日中にかけて体温が上がり、夜になると、睡眠に備えて体温が低下します。 こうしたサイクルが夜の熟睡を促すのですが、冷え性などによっても日中も体温が低いままの人も多く、 体内時計の乱れを引き起こします。 酒粕粉末を朝に摂ることで、朝から日中の体温を上昇させれば、こうした朝から夜に至る体温リズムが最適化され、 睡眠サイクルが整うのです。

以上のことから、不眠対策を朝の段階で行うことの大切さがご理解いただけたはずです。 また近年、独立行政法人酒類総合研究所の研究によって、酒粕にはS-アドノシルメチオニン（SAM）という成分が 豊富に含まれていると判明しました。SAMは鬱病や肝機能障害などに対する効果が確認されており、 欧米では処方薬やサプリメントに活用されています。鬱病による不眠やイライラ、耳鳴りの予防・改善にも、 酒粕粉末は直接的に役立つのです。さらに特筆すべき点として、ここでいう酒粕粉末の場合、高温で粉末化させる一般的な酒粕の 健康食品とは異なり、独自技術によって低温で粉末化させています。加工段階で酒粕を焦がすことなく、 有効成分を十分に生かした状態で粉末化することに成功しているのです。