骨量・水分モニター
加齢による「骨量と体水分の減少」は、「骨粗鬆症」やドロドロの血液になりやすく、 骨折や動脈硬化などの危険が大きくなります。 「骨量・水分モニター」で定期的に骨量・水分量を測り、骨粗鬆症やドロドロ血液になるのを未然に防ぎましょう。
■骨粗鬆症予防に「骨量・水分モニター」
「骨粗鬆症」は閉経後の女性に多い症状ですが、最近では過激なダイエットや運動不足で若年化が進み、 現在日本では予備軍を含めて約1,000万人が骨粗鬆症の可能性があるといわれています。 骨の強度を保つ「骨量」は成長とともに増加して20代でピークに達するのですが、 その後は加齢と共に減少、ピーク時の50%程度にまで減少してしまうこともあるのです。 骨粗鬆症は、骨の中のカルシウムが溶け出し「スカスカ」のもろい骨になっている状態をいい、 体重を支えきれなくなり、腰が曲がったり、ちょっと転んだだけでも骨折しやすくなります。 寝たきりの原因の第1位が脳卒中、第2位が転倒による骨折です。 そうならないためには日ごろから意識的に身体を動かし、骨と筋肉を鍛えることが大切です。 運動や正しい生活習慣によっても骨量は変化するので、最低3カ月に1回は「骨量・水分モニター」で チェックして下さい。
■ドロドロ血液防止に「骨量・水分モニター」
ドロドロ血液とは、サラサラと流れていた血液が中性脂肪や悪玉コレステロールで濁って、 血管が詰まりやすくなり動脈硬化を促進する状態の血液です。 現在日本では、心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化性血栓症が原因で死亡する人が年間約30万人にも達し、 年々増え続ける傾向にあります。 30~40代の日本人のうち約20%、50代では、なんと約60%がドロドロ血液といわれています。 子供のときは約80%もある体水分量が老人になると50%にまで減ってしまい、ドロドロ血液になってしまうのです。
このような危険を回避するためにも「骨量・水分モニター」で、 適正な骨量、体水分、体脂肪、筋肉量・生活代謝カロリーを知り、 自分の骨密度、体水分量を把握しておく必要があります。
- ▼骨量
- 骨量が減少すると、身体をささえることができなくなってしまうので、 運動やカルシウム等の栄養補給で丈夫な骨をつくりましょう。
- ▼筋肉量
- 筋肉は体力維持や脂肪燃焼に必要なエネルギー源です。
- ▼体水分量
- 体水分は、みずみずしい肌をつくったり体内の循環をスムーズに行う役目があり、 水分が少なくなると老廃物の排出も遅れ老化を促進してしまいます。
- ▼体脂肪
- 運動不足や不規則な生活は、内臓脂肪がつきやすくなります。
- ▼代謝カロリー
- ダイエットをする方も一日にこれだけは最低限必要なカロリーです。